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郵便物

バーチャルオフィスの郵便物はどう届く?転送頻度・料金・通知を12社比較

公開 2026-09-21|掲載データの確認日 2026-09-21

バーチャルオフィスの月額に「郵便物の転送」がどこまで含まれるかは、社によってまったく違います。基本料金にすべて含む社もあれば、転送を1回ごとに課金する社、そもそも郵便を扱わない社もあります。12社の公式情報から整理しました。

転送頻度と転送料金の一覧

金額はすべて税込です。プランは各社の法人登記ができる最安プランを基準にしています。

サービス 転送頻度 定期転送の料金 到着通知
ワンストップビジネスセンター 週1回(毎週水曜) 0円(1通100g以内) 記載なし
バーチャルオフィス1 月4回 基本料金に含む LINE通知
デジラボ 店頭引き取り無料/転送は都度 送料実費 LINEで画像付き
GMOオフィスサポート(月1転送) 月1回 150g以下330円/150g超〜500g以下550円/500g超 実費相当額 写真でお知らせ(無料)・LINE通知
DMMバーチャルオフィス 週1回(水)※月1〜4回に無料カスタマイズ可 150gまで330円/151〜500g 550円 当日中に写真・LINE通知
レゾナンス 週1回(水)または月1回(最終水曜) 100gまで300円/150gまで+150円/250gまで+200円/500gまで+350円 写真通知(無料)
NAWABARI 週1回 記載なし(速達550円/荷物、都度転送1,100円/月) 記載なし
ユナイテッドオフィス 国内外 週末1回(Tele BOX Mは月末1回) 転送実費は別途 プランによる(MAIL msg BOXが通知プラン)
Karigo 荷物受取無料・荷物制限なし 記載なし 記載なし
和文化推進協会 週1回(物品は都度) 1転送550円(500円+税)+郵送実費・事前入金制 記載なし
METS(ビジネスプラス 月1転送コミ) 月1回分無料。即時・週末・月末・都度指示から選択 月2回目以降は追加オプション 保管・通知・来店受取あり
ナレッジソサエティ 基本料金に含まれない スポット転送1,100円/回、リアルタイム転送4,400円/月 到着通知 1,100円/月(有料)

郵便を「受け取れない」プランに注意

月額が最も安いプランは、郵便を扱わないことがあります。

  • METS ライトプラン(270円/月):郵便サービス(保管・通知・来店受取・転送)がすべて利用不可
  • GMO 転送なしプラン(660円/月):来店受取を含む一切の郵便物受取が不可
  • DMM ミニマムプラン(660円/月):返品/返送品・個人事業主の税金関連書類のみ

開業届や法人登記にその住所を使うなら、税務署や法務局からの郵便が届く可能性があります。受取不可のプランは、住所をWebサイトや名刺に載せるだけの用途に限られます。

「通知だけ有料」の社がある

ナレッジソサエティは、月額4,950円とは別に郵便関係が全部有料です。

サービス 料金
到着通知 1,100円/月
スポット転送 1,100円/回
リアルタイム転送 4,400円/月

郵便物が届いたことを知るだけで月1,100円かかる計算です。月2回転送するなら、4,950+1,100+1,100×2=8,250円/月になります。同じ使い方でGMOの月1転送プラン(1,650円+転送料330円〜)とは開きが出ます。

逆に、通知が無料の社は複数あります。GMOは2026年9月16日に「写真でお知らせ」オプション(1,100円/月)を終了し、基本プラン料金のみで写真を確認できるようにしました。レゾナンスは写真通知・破棄指示とも無料、DMMは当日中の写真通知とLINE連携が標準、デジラボとバーチャルオフィス1はLINEで通知します。

GMOは2026年9月16日に転送料金を改定している

GMOオフィスサポートは、これまで150g以下の定期転送が0円/通でしたが、2026年9月16日から330円/回になりました。

項目 改定前 改定後
定期転送 150g以下 0円/通 330円/回
定期転送 150g超〜500g以下 440円/通 550円/回
定期転送 500g超〜4kg 440円/通 実費相当額
レターパックライト(スグ転送含む) 440円/通 550円/回
不在票通知 220円/通 無料
不在票(送付あり) 660円/回 550円/回

「軽い郵便は転送無料」という前提で比較している情報を見かけたら、改定前のものかもしれません。あわせて、プラン料金自体も2027年1月上旬に改定が予定されています(詳しくはこちら)。

保管期間と破棄

  • レゾナンス:保管期間は受取日から1ヶ月。経過すると破棄対応。延長は保管料1,100円/1通。破棄指示は無料
  • GMO:破棄は無料。写真を見てそのまま処分できる
  • DMM:処分0円
  • ワンストップビジネスセンター:破棄は送料・手数料とも無料。「不要な郵便物・宅配物を責任もって溶解処理」
  • デジラボ:事前連絡のない宛名の郵便物は7日間保管後に郵便局へ返却
  • 和文化推進協会:転送が不要な場合は廃棄を選べる

不要なDMを破棄できると、転送料を抑えられます。GMOも「不要な郵便物を破棄することで転送費用を抑制できます」と案内しています。

屋号・ショップ名宛の郵便

個人事業主やネットショップでは、屋号宛に郵便が届きます。登録方法と料金は社ごとに違います。

サービス 無料枠 追加料金
GMOオフィスサポート 個人・法人それぞれ1つまで 1件につき1,650円/月
DMMバーチャルオフィス 1アカウントにつき1屋号 1件あたり1,650円/月
レゾナンス 週1転送プラン1,650円/月、月1転送プラン990円/月(3つまで)
METS 宛名追加1件無料 記載なし
ユナイテッドオフィス ショップ名登録無料
NAWABARI 記載なし

METSのネットショッププランは「契約名」または「屋号(ショップ名)」の登録が必須で、登録名と宛名が完全一致しないものは受取対応しないと明記されています。デジラボも、実名・屋号・社名以外の宛名で使う場合は事前連絡が必要です。

ペンネームやブランド名で受け取る予定があるなら、契約時に登録しておかないと受け取れません。

法令にもとづく制限

レゾナンスは「登録のない法人名宛の郵便物は犯罪収益移転防止法の指導によりお渡しができかねます」と記載し、契約後に法人を設立した場合は個人から法人への切替(履歴事項全部証明書の提出)を求めています。また「届いた郵便物の開封はどのような理由であろうと行えません」とも明記しています。

デジラボは「バーチャルオフィスはいわゆる私設私書箱業にあたり、犯罪収益移転防止法に基づく本人確認、取引記録の管理、疑わしい取引の届け出が義務付けられています」と説明しています。

急ぎの郵便への対応

サービス 即時/スポット転送 料金
GMOオフィスサポート スグ転送(〜翌営業日、追跡番号あり) 依頼料金550円/回+レターパックライト550円/回 または ゆうパック実費
GMOオフィスサポート 臨時転送(書留・速達は自動で翌営業日) 660円/回
DMMバーチャルオフィス 個別転送(即時・日時指定・転送先変更) 440円〜/回
レゾナンス スポット転送(即日発送、受付9〜17時) 500円/1回+送料
ワンストップビジネスセンター 即時転送(平日16時までの依頼で当日ポスト投函) レターパックライト550円/宅配便は実費着払い
ユナイテッドオフィス スポット転送 550円+郵送実費
METS 即時転送 郵送料+転送手数料550円/回

GMOの臨時転送は、書留・速達が届いた場合に定期転送とは別に翌営業日へ自動で回る仕組みです。公式サイトも「法人口座の開設書面など、書留で届く大切な書面もお受け取りして転送できます」と案内しています。転送頻度の低いプランを選んでも、重要書類は待たされないという設計です。

選ぶときの確認ポイント

  • 月額に転送料が含まれるか、1回いくらか
  • 到着通知が無料か有料か
  • 来店受取ができるか(GMOは名古屋が対象外、DMMは銀座・横浜・名古屋のみ、レゾナンスの月1転送プランは来店受取不可)
  • 保管期間と、過ぎた場合の扱い
  • 屋号宛の受取が何件まで無料か
  • 書留・速達の扱い(定期転送を待つのか、別扱いか)

料金全体の比較はバーチャルオフィス比較12社にまとめています。


この記事の内容は2026年9月21日時点で各社公式サイトに掲載されていたものです。条件は変わるため、申し込み前に公式サイトでご確認ください。

出典(確認日 2026-09-21

本記事は各社公式サイトの記載にもとづく整理です。最新の料金・条件は各社公式サイトでご確認ください。記事一覧へ